春は別れ、そして新しい出会いの季節。この春、新しい暮らしを始められる方も多いのでは。また環境は変わらずとも、新年度。気分新たに毎日の生活を見直すいい機会かもしれません。今回はそんな春に読みたい本3選をご紹介します。読書の参考にしてみてください。

 

「君たちはどう生きるか」吉野源三郎

昨年のスタジオジブリによる映画化も記憶に新しい名著。（内容は全然違いましたが…）
昭和12年の発行ということで、90年近く読み継がれているわけですが、内容的な古さは全く感じさせず。まさに色褪せない名作かと。時代が変わっても変わらない、本当の正義や勇気とは？気分新たに新しい暮らしを始めるのに、最適な1冊だと思います。皆さんもコペル君と一緒に思考の旅に出かけませんか。

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「日々の100」松浦弥太郎

文筆家で古本屋の経営者、また雑誌の編集者とさまざまな顔をもつ松浦弥太郎さんのエッセイ集。日々の暮らしを彩るお気に入りの品々を、そのエピソードと共に紹介しています。日頃、何気なく使っている日常品にも、それぞれの物語があるわけで。日常生活の見方をちょっと変え、新しい気分で翌日が迎えられる。そんな1冊です。

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「成瀬は天下を取りにいく」宮島未奈

今年の本屋対象にもノミネートされ、続編も刊行。ますます注目が集まる本書。
滋賀県大津市を舞台に、ちょっと破天荒で自由すぎる、それでいて人をひきつけて止まない女子高生・成瀬あかりの物語。成瀬みたいに生きられたら－。読み進める中、誰もが一度はそう思うのでは。（それはそれで、なかなか大変だとは思いますが…）
ほんの少し見方を変えるだけで、いつもの日常が輝いて見えるような。そんな新鮮な気持ちになれます。

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SEE SEA 読書会

SEE SEA PARKでは、本好きの皆さん（も、そうでない方も）を対象にした「SEE SEA 読書会」を毎月1回、第1金曜日の夜に開催しています。

読書会では毎月1冊、課題本を決め、その課題本についての感想を自由におしゃべりしています。
（そのため事前に課題本を読んできていただいた方が楽しめます！）

4月5日の読書会の課題本は、今回お薦めした「君たちはどう生きるか」。本を読んだ感想を、みんなで楽しくおしゃべりしましょう。
参加のご予約などは特に必要ありません。どうぞお気軽にご参加ください。